猫のいる暮らしで気をつけたい虫たち
梅雨から夏にかけて増えてくる虫たち。ゴキブリ、蚊、コバエ、ダニなどが代表格です。特にゴキブリや蚊は湿気と温かさが大好きで、油断していると一気に家の中に侵入してきます。
我が家は昔ながらの造りで隙間も多く、網戸があるにもかかわらず義父が昼から夕方にかけてよく窓を開けっぱなしにするため、虫たちにとってはいつでも家の中にはいれる状況に。猫が暮らす部屋とつながっている場所でもあるので本当はやめてほしいのですが、お願いしてもなかなか聞いてもらえず、諦めて虫対策に力をいれることにしました。
猫がいるご家庭では「市販の強い殺虫剤を使っても大丈夫?」という不安も。実は猫は人よりもずっと敏感で、成分によっては体調を崩す原因にもなるそうです。

猫にとって危険な虫よけ成分
- DEET(ジエチルトルアミド)
虫よけスプレーなどによく使われる成分で、猫には毒性が強く、皮膚炎や嘔吐、ふるえ、発作などの中毒症状を引き起こす可能性があります。 - ピレスロイド系(特にペルメトリン)
一般的にピレスロイド系は犬や猫には比較的安全とされていますが、ペルメトリンは猫にとっては特に危険で、少量でも中毒症状や最悪の場合死亡することもあります。犬用のノミ・マダニ駆除薬に含まれることが多いので、猫には絶対に使用しないでください。 - 精油・アロマオイル(ハッカ油、ミント、ティーツリー、ユーカリなど)
猫は植物由来の成分を分解する酵素が少ないため、精油やアロマオイル入りの虫よけは肝障害や中毒を引き起こします。 - カーバメート系・有機リン系殺虫剤
これらは中毒の危険が高く、猫には絶対に使用しないでください
アラフィフが選んだ虫対策アイテム
虫対策アイテム① かえる印のナチュラルかとり線香

昨年は別の蚊取り線香を使っていましたが、口コミの評判が良かったので、今年はカエル印のナチュラル蚊取り線香を試してみることにしました。
使い始めてからは、蚊に刺されたり、あの「プ〜ン……」という独特な音を聞く回数が減ったように感じます。
蚊が出てくる嫌な季節ではありますが、蚊取り線香のあの懐かしい香りを嗅ぐと、「ああ、今年も夏が来たな」と実感します。


虫対策アイテム② 無印良品 置くだけダニ取りシート

シンプルな箱と使いさすさに惹かれて購入しました。本品をビニール袋からだして気になる場所に置くだけ。
見た目では効果がわかりにくいものの、猫と暮らしている我が家では安全のために使用しています。


虫対策アイテム③ タニサケ ゴキブリキャップ

1986年に販売開始したロングセラー商品。クリーム色の容器が部屋に置いても目立たない。
今までは姿をよく見かけることがあり不快な気持ちになりましたが、昨年から使い始めてから見る回数が減り効果を実感しています。これからもリピートしたい商品です。


おわりに:やさしい虫対策で、猫も人も快適に
猫の健康を第一に考えるなら、「強さ」よりも「安全性」で選ぶのがポイント。香りが少なく、薬剤を使わないタイプや天然素材のグッズをうまく取り入れて、快適な夏を迎えたいですね。
人と猫が安全に使いたい虫対策グッズを使いたいと考えている方の参考になりましたら幸いです。

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