暮らしを整える:人は変えられない、でも自分は変えられる

「こうあるべき」をやめたら、いつのまにかシェアハウスな暮らしに 暮らし
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家に住み始めて最初にしたこと

最初に取りかかったのは、家の片付けでした。
とにかく、まずは床に置いてあるものだけでも片付けたいという思いでスタート。

ただ、自分の物ではないため、勝手には捨てられません。
そこで、夫にひとつひとつ確認しながら片付けをすることに。

夫は迷いやすいわけではないのですが、確認しながら進めるとなると、どうしても時間がかかってしまいます。
そのため、思ったように片付けが進まず、効率が悪く感じることもありました。

さらに、義父の持ち物については「もったいない精神」がとても強く、どんな物でも捨てることに強い抵抗がありました。
何度か提案はしたものの、片付けに関する考え方そのものが違っていたため、今は無理に手を出さず、諦めることにしています。

「捨てたい」「早くスッキリさせたい」という気持ちと、
「家族の持ち物だからこそ勝手には決められない、捨てることができない」という現実。
この最初の片付けで、暮らしを整える難しさを感じました。


人を変えることの難しさ

家族であっても、他人を無理に変えることは難しい。

・他人の行動や価値観を変えるのは困難

人は自分の価値観や習慣を守ろうとするため、外からの変化には抵抗することが多いです。
片付けや整理整頓も、その人にとっては「必要なもの」である場合が多く、片付けを強制すると関係が悪化することもあります。

・内発的な変化が大切

本当に人が変わるのは、その人自身が**「変わりたい」**と思ったときです。
外から「こうしてほしい」と言うだけでは変わらず、内側から湧いてくる意欲や気づきが必要です。


🧭 自分を変えることに集中する

・課題の分離という考え方

アドラー心理学で言われる「課題の分離」という考え方があります。
これは、他人の課題(他人がどうするか)には立ち入らず、自分の課題に集中すること。

片付けに関しても、
「誰が何を持っているか」「それをどうするか」はその人の課題。
私は、自分の持ち物をどうするかに集中することで、ストレスを減らすようにしています。


✨ 暮らしを整えるということ

「片付け=捨てる」ではなく、
**「暮らしやすくなるように整える」**ことを意識するようになりました。

家族のペースや価値観も尊重しながら、
自分ができるところから少しずつ整えていく。

完璧を求めず、今ある状況の中でどう快適に過ごせるかを考えることが、
これからの暮らしを楽にしてくれる鍵になっていくような気がします。

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